夜明け後の磯。

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この日も海霧の影響で視界不良。

本来ならスルーする状況だったが、最近磯で釣りが出来ていないフラストレーションもあったので、ダメ元でシーバス狙って十八番のお立ち台へ向かってみた。

8秒台後半の1.1mと波は十分にある状況。

濃霧の中、見える範囲で良いコースにキャスト出来ている筈なんだけど反応が取れない。

やはりこれだけガスると厳しい感じがした。

移動。

暫く撃っていると徐々にガスが薄くなっていく。

チャンスか?

集中力を高めてセットを待つ。

自分の立ち位置から横と斜め沖に延びるスリット。

大きなセットが入り、濃厚なサラシが広がる。

最後の波から1テンポ早めのキャストで横のスリットへミノーを撃ち込む。

最後の波にラインを引っ掛けて横スリットから斜めスリットにかけてL字に引いてやる。

1番美味しそうな合流の角を通過した辺りでバイトが出た。

カンッ!

金属的なバイトの後、エラ洗いで水面を割る。

パッと見てヒラスズキに見えたが掛かりが浅く途中でフックアウト。

この後もバイトは取れたが乗せられなかった。

移動。

海藻まみれの細い縦スリット。

セットを待ってサラシが広がったタイミングで1番奥へ投入。

着水後の巻き始めで水面が割れるがミスバイト。

一瞬触ってしまった影響もあってか後が続かない。

移動。

縦スリットを6本撃ってノーバイト。

1番美味しいスリットは波が強烈で辿り着けなかった(笑)

移動

斜めのスリット3本の先にある沖の根を狙う。

海藻やシモリだらけのポイントなので出来るだけ前に出たいが、セットが強烈なので飛ばされないように少し下がった位置からシンキングペンシルをフルキャスト。

沖の根を少し過ぎた辺りで着水。

そのままサラシの中へ入れてやるとバイトが出た。

ファーストランで外道と確信。

ジリオンのドラグが弱っている影響で、上手くファイトが出来なかったが運良くキャッチすることが出来た。

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ここではこのサイズでさえ獲るのが大変だ。

本命を狙って再び同じコースを探るとすぐにリールを巻く手が止められる。

またヤツだ(笑)

貧弱ドラグの影響でスプールを親指で押さえながら寄せるので腕がすぐにパンパンになる。

乳酸が溜まりへばってしまいあと少しのところでスタックされてブレイク。

それならばとガチタックルを持ち出して本格的に狙ってみるが、1バイトだけで追加は出来なかった(笑)

TackleData
Rod : MC Works : WILD BREAKER113/B
Reel : DAIWA : ZILLION TW 1516XXHL
Line : SHIMANO : PITBULL12 43.7lb
Leader : YGK FCabsorber 30lb
Lure : HIDE SHALLOW・SLIDEBAIT HEAVYONE・ウータン