初めに言ってしまうが釣果も無く時間も大分経ってしまったが自分用の記録として残しておく。
day1
ふと思い立ち以前から興味のあった伊豆へ行ってきた。
房総からアクアを渡り、首都高、東名、修繕寺と走り抜け伊豆半島に到着。
事前に目を付けていたポイントはGoogleMapでは簡単に行けるが実際に自分の目で見てみると思わず笑ってしまうほどの断崖絶壁。
釣り場へ歩く距離や角度は想像を遥かに越えていた。
遥か遠くに見える目的地は良い場所なんだろうなと分かっていてもこれでは辿り着けない。
行けるとこはそれなりに攻めたつもりだけど高所かつ急勾配で足を滑らせるだけで死ねるポイントも多かった。
分かっていても入れない未開の地が多く存在するのも頷ける。
本気で未開の地に行きたいのであればクライミングの装備や技術も必要だと感じたし、水泳兄さんが泳ぐ気持ちも良く分かった(笑)
この時はそんな装備は当然無いし、足ヒレはあったが真冬に軽装で泳ぐ気も無いのでGoogleMapと睨めっこしながら入れそうな場所を探しながら各所をランガン。
ランガン中に20頭くらいの猿の群れに遭遇。
更に山越え中はイノシシの糞だらけ。
圧倒的ネイチャー。
たまたま漁港に居た地元のお爺さんに話では1時間掛かると聞かされた山越えは、昨年の大型台風の影響で山道が崩れた影響で1時間半も掛かった。
長い距離を歩く事は想定していたので春夏用の2.5mmウェットだったが真冬なのに汗だく。
冗談抜きで半袖半ズボンでも全然やれる。
道が崩れてルートが無くなっていたとは言え、普段自分が釣りをするエリアがどれだけ楽にエントリー出来るか身を以て体験して良く分かった。
そんな苦労して入ったポイントで漸くヒットさせるがエラ洗い1発でバラシ。
残念ながら今回の伊豆釣行でこれが最大の見せ場でとなった。
ランガンの疲れを癒しに温泉へ。
「みなと湯」
〒415-0152
静岡県賀茂郡南伊豆町湊972
400円と格安料金。
丁度良い湯加減で疲れが癒える。
2日連続でお世話になり、この先いつ行くかは分からないが伊豆釣行の帰りには是非寄りたいポイントになった。
day2
初めての伊豆釣行なので俺に引き出しは全く無い。
翌朝は何処に行こうか?
暗闇の中、見知らぬ土地でルートもよく分からないまま山越えする勇気は流石に無いので、朝イチは楽にエントリー出来る漁港脇のポイントに決めた。
少し早めに到着して車で就寝。
朝マズメの少し前のタイミング起きると既に先行者。
普通のアングラーであれば俺の車の停めている場所を見れば明らかにそこ入る事を感じ取れるはずなんだけどなぁ・・・
暗黙の了解と言うか、そういうの分かってないのか分かってても突っ込んでくるカスなのか?
俺が逆の立場なら他のポイントに移動するだろう。
溜息を吐きながら仕方なく歩いて岬の方へ。
今回の釣行は俺にとって全てが新鮮で釣る事だけが目的では無い。
実際に自分の目で見てそのポイントに対し理解を深めて今後に繋げる事が重要。
まぁ気軽に行ける距離じゃないから次いつ行くかも分からないだけど(笑)
岬の先端を周り行けるところまでチェックしたがノーバイト。
美味しそうなポイントはやはり泳がないと辿り着けなさそうだった。
その後、西風が18mまで強くなった影響で、風の当たる面は一気に爆時化になった。
風とウネリを躱せるエリアを探し奔走したものの、中々上手いこと運んでくれなくて磯に辿り着いても風から逃げ過ぎてベタ凪だったり、回り込んだ風が強烈でその逆もあったり(笑)
移動にも時間が掛かるので日照時間の少ない季節だとあっと言う間に時間切れ。
この日、自分に見せ場は全く無く完敗。
釣果は無いが平磯しか知らない自分にとって良い経験になった事は間違いない。
潔く諦めてみなと湯でサッパリしてから房総へ向けて敗走するのであった(笑)
Tackle Data
Rod : MCWorks : WILD BREAKER113/B
Reel : DAIWA : ZILLION TW HD1520XHL
Line : YGK : UPgradeX8 40lbLeader : YGK : FCabsorber 30lb
Lure : HIDE SHALLOW・SLIDEBAIT HEAVYONE
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