イワナ熱高い!

ロケーションに惚れて再び源流エリアへ行ってきた。

0時過ぎに現場到着。

先行者無し。

3時半に目覚ましをセットして仮眠を取る。

まだ真っ暗な3時過ぎに続々と同業者がやってきてあっという間に抜かされてしまうが、土地勘の無い自分は焦らず薄明るくなってから行動開始。

準備をしている最中に「遊漁券持ってるか?」と声を掛けられる。

年券を見せると「朝から変な事聞いてごめんね〜」と謝られる。

話を伺うと地元のアングラーでこれから監視員になるらしく、ゴミを捨てたり小さな魚を持ち帰ったりする等マナーの悪い密漁者が増えて困っているとの事で、これからは必ず日釣り券を5000円で現場買いさせると言っていた。

ちなみに先行者は密猟者らしい。

何処にでもクズは居るよな〜と思いつつ現場買いの驚愕の金額に来年以降も必ず年券を買う事を密かに誓った(笑)

その後は親切に熊への対処法や入渓ルートを教えてくれた。

すぐに二股に分かれるポイントでみんな同じルートを歩っていくを見た。

なるほど。

そっちの方が熱そうなのは分かったが、すでに出遅れてるし、一方通行なこの釣りでなるべく人に会いたくないってのもあって別ルートを選択。

これがまた渋かった。

魚は居るがヤル気のないチェイスが続く。

やっと口を使ってくれたと思ったらなんとヤマメ。

ここにも居るんだね。

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いつ熊が出てきてもおかしくない雰囲気。

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3時間遡行してやっと本命。

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総重量20kgを超える装備の9割は飾り(笑)

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チェイスも無くなってきたので一旦締める。

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本流エリアに移動してきた。

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こちらも渋くチェイスさえない。

ここで出ないの?を繰り返しながら遡行していると訳わからない所で釣れちゃった。

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良型イワナのバイトが出たり徐々に魚っ気が出てくる。

続いて如何にも美味しそうなポイント。

手前から誘っていくと早速反応が出る。

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本命の奥の方へ撃ち込むとドスッとリールを巻く手が止められる。

デカイ!

合わせた瞬間に分かる重量感。

ネットで掬う余裕は無く一気にずり上げた。

ヤベェ!

デカイ!

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これは嬉しい初の尺イワナ。

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同じ淵から2匹釣れたのも初めてだし、よほど良いポイントだったんだろう。

また源流エリアに移動。

水が特に綺麗だった。

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早速反応が出る。

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高巻きポイントでワイルド系の素敵なファミリーに遭遇。

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旦那さんも奥さんもロープを頼りに凄い勢いで登って行く。

高い所が苦手だと言う娘さんが半ベソかきながらも旦那さんと奥さんに引き摺られるように登っていくシーンは爆笑だった(笑)

地元も同じで会話も弾み一緒に遡行させて頂いて俺にも配慮しながら娘に釣らせたい気持ちが伝わってくるジェントルマンな旦那さん。

ここ数年は釣果に囚われ手段選ばないやつばかり見てたので釣りって本来こうだよな〜とか思ったり。

自分に釣果は無かったがとても良い時間だった。


Tackle Data
Rod : TULALA : JETSETTER46C
Reel : DAIWA : SS AIR
Line : YGK : Upgrade x8 0.6号
Leader : YGK : GP-Z 1.2号
Lure : D-COAX51・D-CONTACT50 • D-INCITET44