今年の渓流解禁日。
いつもの那須方面をチョイス。
俺も行きたいとの事で同級生2人も参加。
禁漁明けでスレ知らずの魚が待ってる筈と鼻息荒く暗いうちから遡行開始。
堰を越えて。
暗いうちに歩いて距離を稼いでいく。
最初の高巻き。
落石を引き起こす可能性も充分あるので1人づつ登っていく。
距離もそれなりにあったのでまずは俺が中間まで登って待機。
続けて石田。
滑る足場に苦戦しながら中間まで辿り着く。
更に続いてブリジ。
4分の1くらい登ったところで肘膝関節がガチガチに固着して動けなくなる。
本人必死のところ申し訳ないが、俺はこういうのを見るのが大好きなのでかなり面白い(笑)
ケラケラ笑っていると上で待機してた石田が落ち葉に顔を埋めながら
「ダメだぁ〜怖さが勝っちまった・・・」
とポツリ。
続けて
「俺はもうダメだぁ〜」
ふぇ〜??
早朝の筈なのに、3丁目の夕日に照らされてそうな名台詞まで飛び出す始末に冗談でしょ?と石田の様子を伺うとガチな雰囲気が伝わってくる。
どうやら高いとこがダメらしい。
この先もっと激しいとこも数カ所あるんだけどこりゃ厳しいか?
続けてブリジのほうに目をやると・・・
!?
ピーーーー!!!!!
心の中で鳴り響く心電図!
瞳孔散大心停止寸前!
どわー!
ヤバイヤバイ(笑)
激しい息遣いに顔面蒼白の表情で口をパクパクさせながらこちらに何かを訴えかけている!
腹イテー(笑)
ヒィヒィ笑いながら見ていたが、いつまでも笑ってるのは流石に可哀想という感情も多少はあるので、石田が自力で降りれる事を確認してからブリジの救助開始。
必死過ぎて会話も成立しなくなっていたのでブリジの手首を掴み引き摺り下ろしていった。
身体を浮かせないように地べたに張りつきズリ落ちてくる石田(笑)
全身泥だらけになり平地に辿り着いた2人は引き攣った笑顔で満足したと言い放ち、この日以来源流に誘っても来なくなった(笑)
里川チックなエリアに移動するも全く反応無し。
最後に別の源流の様子を見てきたがこちらも生命感ゼロ。
水温3度。
何度か魚も目視したけれど、全くヤル気の無い様子で釣るのは難しいと感じた。
解禁日ってスレてないから釣れるのかと思ってたけどちょっと違うみたい。
全く釣り人が居なかったのもきっとそういう事なんだと感じた。
殺風景な景色も個人的にマイナスポイント。
ちょっとお熱が冷めてしばらく空いた中禅寺湖帰りに今季初モノを無事キャッチ。
気温も上がり、緑も増えてきた頃に頼もしい相棒が届いたので、荒れ放題の林道にアタックしてきたが、車に傷付きそうなので途中でUターン(笑)
小場所で小イワナ1匹のみ。
渓流釣りを去年から初めて、那須方面の源流は一通り通ってみたが、人が多い割に魚は小さいし数も少ない印象。
最初は楽しくやれてたけど、夢見れない事が分かってくると徐々に燃えなくなってくるのも正直な所。
来年の年券は多分買わないと思う。
やはり大型が狙えたり数が釣れる場所でやりたい。
そんな事もあり釣行ペースもガタ落ちしていたが、思いつきで昨年良い思いをした群馬の源流へ行ってきた。
前回来た時はだいぶ手前から歩いてきたが、今回は頼もしい相棒のお陰で林道の車止めまで一気に辿り着く。
当たり前だけど四駆凄い!
美味しいエリアから釣行スタート。
早速可愛いサイズがお出迎え。
20ちょい。
追って来るだけ。
バイトしても乗らない。
乗ってもバレる。
あまりヤル気は無いけれどやはり魚影の濃さは相変わらず半端ない。
ポツポツ釣りながらランガンを繰り返すと明らかに今までと違う魚が覆い被さってくる。
足元の岩にズリ上げたのは余裕の自己記録。
ルアー丸呑み(笑)
痩せてるけど嬉しい38cm。
厳つい表情がカッコイイ!
小さな滝でネチネチ誘って。
滝を登ってそこで昼メシ。
やっぱ良い景色で食べるラーメンは美味いね。
遡行開始すればすぐ釣れて。
如何にもな場所には確実に居てくれた。
次から次へと反応があれば面白い。
前回は諦めた滝を越えていく。
右のスラブからアタック。
1個当たり5m以上ある巨岩ボルダーエリア。
登ってるだけでも楽しい。
相変わらず魚の反応が止まらない。
良い天気で山の中でも普通に暑かった。
連続する巨岩ボルダー。
巨岩のハングにぶち込んで。
果敢にバイトしてくれる。
水深のある最後の滝壺。
遡行開始して8時間。
体力的にはまだまだイケるけど俺の技術じゃ登れそうにないのでここでやめといた。
イワナを食べたいとリクエストがあったので20中盤を少しだけキープした。
やっぱ1匹だけ異常にデカイ(笑)
退渓に2時間。
駐車場に辿り着くと雷が爆音で鳴り響く。
一気に雲行きが怪しくなって凄まじい豪雨。
茨城のゲリラ雷雨も年々酷くなってきたが、ちょっとレベルが違う。
コンビニ行きたいのに車から出れねー(笑)
一瞬にして川は濁流。
夕方までやってたら危なかったかも。
ゴルジュで鉄砲水とか逃げ切れる気がしない。
時間的にもう1ヶ所様子見に行こうと思ってたけど強制終了。
ちょっと遠いけど起伏の激しい地形が最高!
沢山釣れるしめちゃ面白かった。
Tackle Data
Rod : TULALA : JETSETTER46C
Reel : DAIWA : ALPHAS AIR TW
Line : YGK : Upgrade x8 0.6号
Leader : YGK : GP-Z 1.2号
Lure : D-COAX51・D-CONTACT50 • D-INCITET44
コメント