2021年初冬。
釣りキャンプという名目で横浜から出船。
同行者はこの島に精通してる二木ちゃんと醍醐ちゃん。
デジカメの充電が無くて釣りの写真は無し(笑)
醍醐ちゃんがタマンを1キャッチして終了。
早々に切り上げてBBQ開始。
そこら辺に落ちてる松ぼっくりをかき集めて着火。
爆風の中、苦労したマントル作り(笑)
意外と少食な2人はハーフチキン。
重いけどグリルパンは持ってきて正解。
見た目も良いし美味しく焼ける!
美味い飯と酒を飲んで房総の話で盛り上がり、磯地蔵の話が繋がった時は衝撃だったな(笑)
徐々に強まる爆風に耐えきれなくなったグリーンシートタープが倒壊(笑)
良い時間になったのでそれぞれのテントで就寝。
翌朝、5時にセットしたアラームが一斉に鳴り出すが、全員スヌーズにしてダラダラと過ごし、結局釣りをやらずに終わってしまった(笑)
ちなみに俺にとってこの島は初めてだったが、何も分からないまま去ることになった(笑)
まぁでも面白いわ釣りキャンプ。
またやりたい!
年末。
今度は竹芝から出船。
船内で醍醐ちゃんと合流。
寒波襲来で条件付き出船。
俺はちょっと酔った。
外は爆時化。
表が釣りにならないのは明らか。
day1
西の爆風。
体感で20mくらいはありそうな?
下船して車に乗り込み一応西面を見に行くが案の定クローズ。
予定通り東を目指した。
山を降り二手に分かれて釣り開始。
連日の大風で水温は房総と変わらない。
その影響か?
ショゴの動きに全くキレがない。
目的のお立ち台から早速ヒラのファーストバイトを頂くが、K2Fが吹き飛ばされて後も続かない。
小さな島の宿命なのか?
風裏な筈なのに、やはり今回も右から左から正面からと立ってられない程の爆風に大苦戦。
でも釣りが出来るのがこのエリアのみと苦しい展開。
ヒラスズキ釣りが出来る場所が無く、初日はお互いにノーキャッチで終了。
夜はダイゴキッチン。
豚キムチ鍋を作ってくれた。
米が進む!
冬は夜が長いから自炊も有りだわ。
気がつくと新年を迎えていた。
day2
新年1発目は以前敗退した地獄のルンゼに再チャレンジ。
車から歩き出して約2時間。
ついに辿り着いた。
途中の写真ももっと撮っておけば良かった。
とりあえず地獄のルンゼをバックに記念撮影。
写真を見て分かる人には分かるかもしれない。
もし分かったらやってみな。
足が死ぬから(笑)
苦労して辿り着いた先はパラダイスな筈。
期待通りに早速バイトが出る。
鋭い引きで抵抗してくれたのは良いサイズのヒラスズキ。
醍醐ちゃんがランディングしてくれた。
サンキュー!
やはりこの島のヒラは引くように感じた。
とりあえずホッとする1匹目。
69cmのオスだった。
こんなにデカいオス初めて釣ったかも?
俺が知らないだけで結構居るもんなのか?
どうなんだろう?
追加を狙うが中々反応が取れない。
水温が下がった事が影響してるのか?
如何にもなサラシも反応なし。
壮大な風景。
行ける範囲は端から端までチェックした。
空洞発見。
とりあえず吸い込まれた。
空洞の先には高さ100m以上の崖に囲まれる絶景。
ヒラスズキが釣れるポイントでは無かったが、良いものが見れた。
醍醐ちゃんはヒラスズキをバラした後にタマンをキャッチ。
とりあえずお互いに爪痕は残せた。
地形的に状況が良ければそれなりに釣れるとも感じたし、欲を言えば満足出来る釣果を残して軽い足取りで帰りたかった。
だけど現実は・・・
ゴールと言うか中間地点さえも見えない(笑)
行きはよいよい帰りはなんちゃら・・・
しかも途中で分岐を間違えて別ルートへ。
間違えた事には気づいたが、行けそうな気もしてこのまま登ったのが間違いだった。
中間の鞍部まであと10mくらいのところで絶望的なナイフリッジ。
強度のある岩なら安心感もあるけれど、ここの岩は激弱なので安全にイケる気も全くしねぇ。
あと少しなんだけど落ちるのは流石にヤバいので泣く泣く撤退した。
分岐まで戻って足跡を探す。
こっちだったかぁ〜
落石に気を遣って交互に登っていく。
鞍部からの降りは少しは楽に感じた。
早朝から磯を目指し、車に戻ってきたのは14時過ぎ。
疲れた時は甘い物が食べたくなる。
ずっとバクバク食べてたら遠征最終日には多分3kgくらい持ってきた干し芋が全て無くなった(笑)
夕方はようやく釣りが出来る程度の爆波に落ち着いた西面に向かった。
醍醐ちゃんは数回のバイトを取るがフッキングまで至らず。
俺は何もなしで終了した。
夜は再びキムチ鍋。
明日は波が落ち着く予報。
やっとやりたいエリアをまともに撃てる。
明日こそなんとかしたいなぁと思いながら早めの就寝。
day3
予報通り風も波も落ち着いた。
波待ちの間にタマンを狙うとイサキがヒット。
満タン潮位だったのでテトラの向こう側にキャスト。
テトラとテトラの間を通すと気持ちの良いバイトが出る。
掛けた瞬間に右に走られて根に巻かれる。
クラッチを切って微テンション。
出てきた所で一気に巻き取ろうとするが今度は足元でスタック。
またまたクラッチ切って微テンション。
サイズが分かってちょっとビックリ。
本当にこの島のヒラは引くと思う。
65cmくらいでまたオスだった。
ランカーが遠い。
如何にもなお立ち台から。
醍醐ちゃんにヒットするも根に巻かれて痛恨のラインブレイク・・・
逃した魚はなんとやらだったのかもしれない。
悔しいね!
この日が最終日の醍醐ちゃんと港でお別れ。
めっちゃ楽しかった!
また行こうぜ!
爽やかイケメンを見送った後は北西面をチョイス。
如何にもなスリットで重量感のある何かを掛けるがフックオフ。
シモリの裏を引いてくるとヒット。
かなりの重量感についにランカーかと期待してしまったが強烈なファーストランで確信。
これは裏本命だ(笑)
根に巻かれたけどいなしてじんわり攻めるとこ攻めてなんとか御用したのは良型のタマン。
76cm12lb(ボガ計測)
コイツは太くて良い個体だった。
一部でバス持ち出来ないとの話がありましたが、やっぱりタマンはバス持ち出来ます(笑)
その後、予報より早く風波共に強くなってきた。
疲労も溜まり、モチベーションも下がったので昼過ぎに終了。
明日が最終日なので余った食材消費に徹した。
day4
夜中寝てる時に家が揺れるほどの爆風。
風波共に立派に成長。
エントリーは過酷だけど1か所だけ確実に着いてるピンに1時間掛けて行くか?
エントリーは楽だけど爆風爆波の正面から立ち向かうか?
目先の楽を選んだ結果カスリもしなかった。
撃てる場所は全部撃った。
もう満足、つか身体が悲鳴を上げてます。
磯に打ち上がる182cm200lb。
今回は状況が悪かったような。
近々また行く予定。
Tackle Data
Rod : MC Works : WILD BREAKER109/B
Reel : DAIWA : ZILLION HD TW 1520XHL
Line : YGK: UPgradeX8 40lb
Leader : YGK : FCabsorber 30lb
Lure : K2F142T1 K2F142T2
コメント